それはむずかしい

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Saving Mr.Banks ウォルト・ディズニーの約束をみたよ。

Saving Mr.Banksを鑑賞しましたので、その感想です。
感想というよりなんかよくわからない文章になりました。
ウォルト好きからの視点はまた別の記事にします。
もちろん、ネタバレ満載ですのでご注意を。
まず抽象的に一言で言うならば、「痛み」を「受け入れる」話です。
このあたりはウォルトの伝記映画として鑑賞しに行った自分にとって、
驚いたテーマでした。
もう少し詳しく言えば、
誰しもが持つトラウマや心的外傷、それらを受け入れることで自分を許す話でしょうか。
この映画をこの時期に鑑賞する人の多くは、メリー・ポピンズが好きであったり、ウォルトに心酔している人が多いはずです。
自分自身そうです。
ウォルト・ディズニーという人物に憧れている自分にとっては、
彼のたどった道を追体験する映画だと思っていました。

しかし、本編は大きく違います。
そこに描かれていたのは、メアリー・ポピンズ原作者P.L.トラヴァース夫人の、
過去のトラウマを認め、受け入れる話でした。
その行動を意味するのが、メリー・ポピンズの映画化の契約書にサインをするということでした。
彼女が何故そこまで映画化にこだわったのか、
それは彼女にとってのメアリー・ポピンズは過去の自分の「痛み」を昇華させて生み出した作品だったから。
その「痛み」の源泉である父親、メリー・ポピンズにおけるバンクス氏という聖域を踏み荒らされたくなかったから。

多くのクリエイターは、創作において自身のトラウマや痛みを作品に投影させます。
それはそのまま投影されるものもあれば、それを美化させて描く場合もあります。
多かれ少なかれ、経験に基づく作品にはメッセージが込められています。
アンデルセンが辛く苦しい「生」での救いは「死」でしかないとし、
「マッチ売りの少女」や「人魚姫」を書いたように、
ヴィクトル・ユゴーが父親との関係を「レ・ミゼラブル」のマリウスに投影したように、
シルベスター・スタローンが不遇な自分の境遇を投影した「ロッキー」のように、
富野由悠季作品の多くにおいて、主人公が親と不仲なように、
ウォルト・ディズニーが古き良き町並みとして、
自身の「痛み」のあるカンザスシティではなく美しい思い出のあるマーセリーンの町並みを再現したように、
多くのクリエイターは自身の「痛み」を作品に反映、昇華させます。

劇中、トラヴァース夫人は映画化に関する契約書にサインをしました。
その直前のセリフが印象的です。
彼女はウォルトに映画化を許しましたが、その行為が意味するのは、
父を、そして自分を許すことでもありました。
ウォルトは言います、「悲しませる映画じゃない」と。

映画「メリー・ポピンズ」の中でバンクス氏は救われます。
ミュージカル映画のあのタッチで描かれる救いは、とてもポジティブな方向。
しかしその展開が内包するものは、より大きな意味を持つものでした。
見たことのあるあの映画の、あのシーンが全く違う意味を持つ!
このあたりに気づいたとき、とんでもない映画を見たと感じました。

相手を許すことで、自分も許され、救われる。
ウォルト・ディズニーの伝記映画としての殻を被って、
強いメッセージ性のあるテーマ...この脚本書いた人はどんな発想でこの構図を考えついたんだ。

より狂信的なディズニー好きとしての感想はまた別の記事にて。
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  1. 2014/03/25(火) 00:34:06|
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