一体なんだ!? Tomorrowlandを探る Part1

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先週行われたD23 EXPO Japanの3日目の新作発表プレゼンテーションの中で公式としては始めて映画「Tomorrowland」の紹介がありました。
今夏にアナハイムで行われたD23 Expo 2013 では、会期前からパークや周辺施設、そして会場では大きなスペースを使い、アプリも合わせてリリースと大々的に紹介されていました。
ここでこの謎に満ちた映画「Tomorrowland」について紹介したいと思います。
このTomorrowlandですが、2014年12月に公開予定で、主演はジョージ・クルーニー、監督はブラッド・バード、脚本はデイモン・リンドロフ。
タイトルの通り、ディズニーのパークに存在するエリア、トゥモローランドに関わることは間違いないのですが、現時点ではまだ謎に包まれています。
アプリと、D23 Expo 2013に合わせて行われた謎解きゲーム、「The Optimist」の2つの面から考察したいと思います。
D23 Expo 2013のパビリオンの様子はこちらをどうぞ。

まず前提として、1952 Collection という、謎のアイテムが詰まった箱が見つかったところから物語が始まります。
2013年2月に海外の公式ブログのこちらの記事です。
http://disneyparks.disney.go.com/blog/2013/02/d23-and-the-walt-disney-archives-decipher-the-contents-of-brad-birds-mysterious-tomorrowland-photo/

1952 Collection


この箱はカリフォルニア州バーバンクのディズニースタジオの地下の"死体置き場"と呼ばれる場所から、2008年の夏に発見されたものだそうです。
中に収められていたのは、何に使うのかわからないガジェット、ウォルトとある女性が写る写真、謎の映像が収められたディスクなど...と謎が謎を呼ぶものが多数。
そしてこの1952 collection の謎について探る、というのがアプリのTomorrowlandです。

アプリには13の項目があり、それぞれの項目が文章、写真、音声で紹介が進みます。コンテンツによってはウォルトの肉声やイマジニアのインタビューも入ります。
コンテンツは以下の13の項目。
1.The "1952" Collection
2.The World's Fair
3."It's a Small World"
4.Trylosphere
5."T-LAND TV"
6.Animating a Legend
7.Mystery Photos
8.Amazing Stories
9.Jet-Man
10.Machine Men
11.City of Tomorrow
12.Utopia?
13.Walt's Letter

タイトルを見ただけでわかるものから、何を意味するのかわからないものも多数。
実はこのアプリが内包するのは1964年のNY万博からイッツ・ア・スモールワールド、1939年のNY万博やテレビ番組のDisneyLand、そしてかつて実際に存在した雑誌など多岐にわたります。
何が紹介されているかというと、1964年の万博のイッツ・ア・スモールワールドの設計図にある条件のもとブラックライトを当てると別の設計図が浮かび上がる、
フロリダではない場所に書かれたEPCOTのような都市の地図、ウォルトとある女性の合成写真などです。
一体これらは何を示すのか?できる限り考察していきます。


コンテンツ順に考察していきましょう。
まず2つめのセンテンスと3つめのセンテンスから。
1964年のNY万国博覧会はディズニーにとって大きな意味を持つものです。ディズニーはこの万博で4つのアトラクションを提供しました。
「The Great Moments With Abraham Lincon」、「The Magic Skyway」「Progressland」、そして「It's a Small World」の4つです。
これらのアトラクションはアナハイムのディズニーランドに移築され、現在でも見ることができます。
リンカーン大統領との偉大なひととき、ディズニーランド鉄道の途中の恐竜のシーン、イノベンションズの建物、そしてあのアトラクションですね。
実際に動画を見てみましょう。





上はマジックハイウェイ、下はTV番組でウォルトがこれら4つを紹介する動画です。
下の動画はトレジャーズのディズニーランド・ストーリーズに収録されているので、見たことがあるという人もいるかもしれないですね。

1952 Collectionの中にはIt's a Small Worldの設計図が収められており、小型のエッフェル塔など実現はしなかったいくつかのシーンが含まれ、ここにしかないバージョンです。
問題はこの設計図に書きなぐられた手書きの指示によって規定された頻度でブラックライトを当てると、地下施設の設計図が浮かび上がるということです。
この施設がどういった目的で用意されていたのか、また実際に作られたのかは不明ですが、アプリでは脚本のデイモン・リンドロフが意見を述べてくれます。

この1964年の万博は、1939年のニューヨーク万国博覧会の非公式な続編であったとアプリでは述べています。
そして1952 Collectionには、この1939年のNY万博に関連するガジェットが収められていました、「Trylosphere」というものです。
このガジェットのモチーフは1939年のNY万博の2つの大きなモニュメントで、それが「Trylon」と「Perisphere」です。
前者はトライとパイロンの造語で、つまりトライアングルパイロン、後者はギリシャ語で「prefix」を意味する「peri」と球体を意味する「sphere」の造語だそうです。
実際に写真を見てみましょう。(出典はこちら)

Trylon and Perisphere Photo 1

Trylon and Perisphere Photo 2



これら2つの建物は現在は存在しませんが、Trylonは185メートルあったという巨大な建造物でした。
箱に収められていたガジェットの「Trylosphere」はそれに比べればとても小さいものですが、大きく違うのはコードと6つ叉のプラグがついていることで、それが実際に電気器具であることです。
アプリの中ではそのプラグが見れますが、上記のD23のパビリオンでは実物が展示されていました。

...といったように過去の様々な道具が、新たな謎を呼ぶのがアプリのTomorrowlandであり、それらが入っていたのが1952 Collection、そして映画として謎が明かされるのが「Tomorrowland」なのです。
このどこまでが事実でどこまでがフィクションかわからない、というのが絶妙なバランスの上に成り立っています。
D23 Expo 2013のパビリオンで、「これはどこまでが創作なの?」と質問をしたら「映画で全部明かされるよ」と返答されたのを覚えています。

日本では情報があまり出ていないこの映画ですが、出来うる限りの紹介をしていきたいと思います。
と、いうことで続きはまた次回に。
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