シーのカウントダウンでボンファイアーが復活したらしいので夏に書こうと思ったことをひとつ。
今更ですけどね。
アラビアンコーストの夏の風物詩、ボンファイアーダンスのショー終了後にはある曲がボーカル入りで流れます。
それは「だったん人の踊り」という曲。
ロシアの作曲家、アレクサンドロ・ボロディン作曲のクラシック音楽で、オペラ「イーゴリ公」で使われています。
原曲は
コチラ(別窓で開きます) 。
で、この曲を英語でカバーしているのがショー終了後に使われています。(英語版は
コチラ )
ちなみにボロディンはこのオペラを完成させる前に亡くなってしまい、リムスキー=コルサコフとアレクサンドル・グラズノフによって完成します。
このリムスキー=コルサコフですが、彼はアラビアン・ナイトを題材に交響組曲を作っています。
アラビアン・ナイトの登場人物から名前をとって「シェエラザード」というんですが、
この曲の雰囲気がまさにアラビアンコーストそのまんま。
第二楽章の冒頭ですが
どうぞ 。
夜のアラビアンコーストの雰囲気にピッタリだと思いませんか?
というディズニーミュージックと言っていいかわからないお話でした。
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2011/01/09(日) 17:23:04 |
ディズニーミュージック
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ウォルト・ディズニー本人の声を聞く機会と言うのはなかなか無いもの。
すでに故人というのもありますが。
今は亡きミッキーマウス・レビューではウォルトの声が聴けましたが、若いころであるのに加え、ミッキーを演じているときだったので地声とは言い難いものでした。
ではウォルトの「地声」はどういうものだったのでしょうか?
あの有名なディズニーランド開園の時のスピーチをお聞きください。
(クリックすると別窓が開きます) この映像は1955年7月17日のディズニーランドの開園日にABCテレビで中継されたもの。
この番組は、後にアメリカ大統領となるロナルド・レーガンが司会をしていました。
ついでに貴重なウォルトが歌っているシーンもどうぞ。
(クリックすると別窓が開きます) あの有名な作曲家のシャーマン兄弟と歌っています。
ウォルトはヘビースモーカーだったため、晩年の時と若いころでは声が若干違っています。
2010/04/20(火) 10:31:02 |
ディズニーミュージック
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映画「モンスターズ・インク」の劇中最初に流れる曲と、アトラクションで流れている曲は同じメロディが使われています。
(
劇中曲 )と(
アトラクション )と、聴いてみると全く同じです。
劇中曲は2つの楽器がメインパートなんですが、この楽器はマイクとサリーをイメージしているんだとか。
さて、映画で使われている曲をそのままアトラクションで使うのはよくある話・・・ですが、
実はこれと同じメロディを使った曲がもう一つあります。
それはモンスターズ・インクの主題歌、「
If I didn't have you 」。
日本語版タイトルは「君がいないと」で、ホンジャマカの石塚英彦さんと爆笑問題の田中裕二が歌っています。
いいリンクがないので一部ですが
こちら で聴けます。
これは日本語で聴いたほうが分かりやすいと思います。
日本語版冒頭の「もしも俺が~♪」が劇中曲の冒頭と全く同じメロディなんですね。
2010/03/08(月) 18:47:54 |
ディズニーミュージック
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東京ディズニーシーのアラビアンコーストにある「シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ」。
このアトラクションのシンドバッドの声を担当しているのは、坂元健児さんという舞台俳優の方です。
リニューアル前の「シンドバッド・セブンヴォヤッジ」でのシンドバッドの声は唐沢寿明さんが担当されていました。
現在のシンドバッド役の坂元さんは元劇団四季の団員で、ライオンキングのシンバ役でもよく知られていて、
発売されているミュージカル・ライオンキングの日本版CDでは、坂元さんが担当されているシンバの声が聴けます。
実際に聴き比べてみてください。
シンドバッド・ストーリーブック・ヴォヤッジ ライオンキングより
終わりなき夜 なんとなくわかりましたか?
ちなみにこの「終わりなき夜」という曲はミュージカル用に追加された曲で、
映画版では「ハクナ・マタタ」の後、ナラと再会して「愛を感じて」を唄うのですが、
ミュージカル版ではその間がかなり長くなっています。
スカー、ナラ、シンバでそれぞれ1曲ずつ、合計3曲が追加されています。
この3曲の中でナラが唄う「
シャドウランド 」は、映画版では大人になったシンバが星空の中のムファサと会話するシーンのメロディが使われています。
その代わりミュージカル版ではシンバとムファサの会話のシーンにまた別の曲が使われています。
そこで使われているのがこの「
お前のなかに生きている 」なんですが、こちらはまだシンバが子供のころのシーンに使われいるバージョンです。
ゾウの墓場からの帰りでのシンバとムファサの会話、そして大人になってからのシンバとムファサの会話と、
同じシチュエーションで同じ曲を使っているんですね。
同じ曲を劇中で何回も使うというのは演出でよくあることでして、「リトル・マーメイド」でも「パート・オブ・ユア・ワールド」が確か2回使われていたと思います。
ちなみに「お前の中に生きている」の原題は「He Lives in You」で、ライオンキング2の挿入歌としても使われています。
劇中2回目の「お前のなかに生きている」がミュージカル版ライオンキングで一番盛り上がる曲だと思うので、
そちらは実際に劇場でお楽しみください。
・・・と、話の内容が完全にライオンキングになってしまいました・・・
2010/03/07(日) 14:02:07 |
ディズニーミュージック
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ディズニーミュージックにはいろいろな曲があります。楽しい曲、明るい曲、壮大な曲・・・では、ディズニーで一番「怖い」曲といえば?
僕はこの
「禿山の一夜」 だと思います。
正確にはディズニーミュージックじゃなくてクラシックなんですけど・・・
作曲はムゾルグスキーです。(オーケストラが演奏しているのは
こちら )
この曲は「ファンタジア」に使われていて、ファンタジアの中でもダークな雰囲気です。
あのスピルバーグも子供のときに相当怖がったと言われるくらい、怖い作品です。
途中出てくるでっかい魔人は「チェルナボーグ」(人によってはチェルナボグとも呼んでいる)といって、ファンティリュージョンにも登場していました。(音楽はもちろん禿山の一夜で)
キングダムハーツでは終盤にボスとして登場しますが、ファイナルミックスの方じゃないとこの曲は流れません。
ディズニーには珍しい、「ユーモア」の全くないキャラクターです。
ファンティリュージョンやシンデレラ城ミステリーツアーがクローズしたパークでは全く見る機会がなくなってしまいました・・・
いつかまたこの曲とセットで会える日が来るといいのですが。
どうでもいいんですが
コイツ がすごい欲しい・・・
2010/03/04(木) 20:30:45 |
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